海上保安庁が発行する「海洋速報」の海流図には,黒潮本流を表わす二本の曲線が日本南岸に描かれています. 北側の線は黒潮北縁を示し,現在は表面水温水平分布,表面海流,200m水温水平分布,遠州灘に発生する冷水渦の南方,人工衛星の海面高度計データなどを総合的に解析して決めれています. 南側の線は黒潮南縁を示し,黒潮北縁から40マイルの位置に模式的に描かれています.
本図では,黒潮北縁から南縁に向かって13マイルの位置,すなわち北縁と南縁の間の北側から約1/3の位置を黒潮の最強流速帯=黒潮流軸として,その緯度経度座標を,黒潮流路を再現できる程度の間隔で数値化し,MIRC-JTOPO30v2を使用した海底地形図上に描画しています.
掲載:1955年第1号〜最新号 (海洋速報の発行に合わせて順次追加掲載しています)
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黒潮流軸図 | 黒潮流軸アニメーション | |
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