VI-7 二段棚の山陰沿岸 海底地形分類図
《解説》
山陰沖の沿岸部は二段の棚地形からなる。ひとつは最近の氷河期に形成された大
陸棚
(外縁水深は110-140m)で、もうひとつは、大陸棚から60-150mの段差をもって、水深200-400mに広がる平坦な海底である。縁辺台地と呼ばれ、大陸棚の形成時期よりは古い時代の海面低下期に形成された平坦面である。隠岐
海嶺
や大和海嶺の頂部もそのような平坦面の一部である。
《地形名一覧》
B2
隠岐海嶺.
F27
若狭海丘列.
G2
越前堆列.
H1
ゲンタツ瀬.
K2
隠岐舟状海盆,
K5
熊野舟状海盆,
K14
富山舟状海盆,
K15
南海舟状海盆,
K23
室戸舟状海盆.
L22
対馬海盆,
L23
土佐海盆,
L46
大和海盆.
U8
志摩海脚.
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