日本全域海岸線データ
製品の概要
本製品は,
日本水路協会が刊行する航海用電子参考図(ERC)の海岸線データをもとに編集した日本全域の詳細な海岸線ベクターデータです.
海岸線データは,大きい縮尺のデータを優先した順位で並べ替えて一元的に統合編集した海岸線位置の緯度経度を数値化したもので,1/10万を代表縮尺として編集されています.(ただし,本州南方諸島の代表縮尺は1/20万.)
本製品の海岸線データは,「日本全国統合海岸線デジタルデータ」または「海岸線表示ソフトウェアCLView(Ver.1)」に付属するデータから,最新のデータに置き換えられています.
さらにデータは,始点と終点が一致して進行方向の右側が陸域となる閉曲線と,堤防や防波堤などの独立線から構成されていますので,陸域の塗り潰し表示などが可能です.
構成海域・図郭および更新年月のリストはこちらをご覧下さい.
収録データ
本製品には海岸線および2m, 5m, 10m, 20m等深線のアスキーファイルと,ArcViewなどの主要なGISソフトウェアで利用可能な海岸線のシェープファイルが収録されています.
データファイルの構成
- アスキーファイル
- 陸域データファイル:線の進行方向の右側が陸域を表す閉曲線データ
- 水域データファイル:陸域の中にある水域を表す閉曲線データ
- 水域内陸域データファイル:陸域の中に水域の中にある陸域を表す閉曲線データ
- 線データファイル:堤防や防波堤など表す線データ
- 等深線データファイル:2m, 5m, 10m, 20mの等深線データ
データは一行に「緯度(度) 経度(度) 水深値 属性値」の順に空白区切りで並べられており,閉曲線または線分の終端の後には空行が挿入されています.
水深値は等深線データ以外は0で,属性値は線データが0, 陸域データが1, 水域データが2, 水域内陸域データが3, 等深線データが1または11となってます.
- シェープファイル
- ポリゴンデータファイル:陸域,水域,水域内陸域を表す閉曲線データ
- ラインデータファイル:堤防や防波堤など表す線データ
※等深線のシェープファイルは含まれません.
付属ビューア
アスキーデータファイルのビューアとしてMIRCが開発したCLView Ver.2を,
シェープファイルのビューアとして無償で利用可能なGISデータ閲覧ソフトArcExplorer 9.1日本語版を収録しています.
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CLView Ver.2 | ArcExplorer |
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CLView Ver.2
- 全体/拡大/縮小表示
- 直交/UTM/メルカトル図法の選択が可能
- 海岸線・等深線,緯線・経線の表示設定
- マウスまたは緯度経度を入力して任意の範囲を指定
- 陸域・海域の塗り潰し色,および等深線の表示色の設定
- 表示画面の印刷,クリップボードへのコピーなど
- インテルの32bitアーキテクチャ・プロセッサおよび互換プロセッサを搭載したコンピュータ,およびMicrosoft Windows 95以上で動作
構成海域・図郭および更新年月のリストはこちらをご覧下さい.
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Last updated: 12-Oct-2002
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